去年ドイツ・グラモフォンデビューしました。

このブログを最後に書いてから1年以上経ってしまって、何を書いたか忘れてしったので、以前のものを見てみると、全部消去してしまいたい衝動に駆られました〜。
さて、去年はドイツ・グラモフォンから初めてCDが発売されました。これは書いたと思っていましたが見当たらなかったのでもしも書いていたら2度目になりますが、僕に関する情報をこのブログのみから得ている方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないので、書いておきます。
メローニとのデュオでフランスの20世紀のクラリネットとピアノのための作品集です。
期待される表現や「らしい」演奏ではなく、むしろ先入観を出来るだけ取り除いて、楽譜をもう一度よく読んで作り上げたCDです。

VIF ET RYTHMIQUE

(収録曲)
ドビュッシー:第1狂詩曲
サンサーンス: クラリネットソナタ
オネゲル: クラリネットとピアノのためのソナチネ
ミヨー: クラリネットとピアノのためのソナチネ
プーランク: クラリネットソナタ
フランセ: 主題と変奏
ファブリツィオ・メローニ(クラリネット) / 吉川隆弘(ピアノ)

*インターネットでご注文できます。
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2016年5月6月の日本でのコンサートのお知らせ

吉川隆弘ピアノリサイタル
ピアノリサイタル
2016/5/25(水)19:00 西宮市プレラホール
2016/6/3(金)19:00 イタリア文化会館東京 アニェッリホール

プログラム
ベートーヴェン:ピアノソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a『告別』
リスト:
巡礼の年第2年『イタリア』より
婚礼、物思いに沈む人、ペトラルカのソネット第104番、ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲
巡礼の年第3年より
エステ荘の糸杉に I:哀歌、エステ荘の糸杉に II:哀歌、エステ荘の噴水

詳細はコンサートページをご覧下さい。

チェンバロデビュー

新春のお喜びを申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末は少し体調を崩しつつばたばたしているうちに過ぎてしまい,年始はイタリアでは三が日などなく、2日からスカラ座での練習が始まりました。今年は新年早々チェンバロ奏者としてスカラ座でデビューします。
チェンバロと言っても古楽ではなく、 ベルント・アロイス・ツィンマーマン Bernd Alois Zimmermann のオペラ『兵士たち(Die Soldaten)』のオーケストラの中のチェンバロパートを弾きます。2012年のザルツブルグ音楽祭での公演とのコプロダクション(協働)で、ザルツブルグよりもスカラ座は小さいので,オーケストラもオケピットに入り切らず、打楽器、ハープ、鍵盤楽器等は舞台横のバルコニー席で演奏します。

指揮者が見えにくくて変拍子を数えるのに必死です(笑)。

スカラ座のサイト http://www.teatroallascala.org/en/season/opera-ballet/2014-2015/die-soldaten.html

『エレジー』フォレ

「女は何よりまず、男が「女は何をのぞんでいるか」という問いを問うてくれるのをのぞんでいる」水村美苗(『水村美苗氏の洞察』より)

という言葉を引用したからと言って女性について語ろうというのではありません。この言葉を読んで、音楽もまた「作曲家が何を望んでいたか」という問いを問い続けないといけないのではないか、とふと思い、大変だな〜とも思いました。女性の話ではありません。

いや、やっぱり女性の演奏で

ブラームスの歌曲

少し前回ふざけすぎたので今回は真面目に。
来月大垣でブラームスの2番のピアノコンチェルトを弾きますが、自分が弾く曲の演奏は良くも悪くも影響を受けすぎるのであまり聴きません。特にブラームスのコンチェルトのように既にたくさんの演奏を聴いて来て、誰がどのように弾いたかも好きな演奏については良く覚えていたりする曲については聴きません。が、その作曲家の他の作品は聴いてみます。
ブラームスらしさがストレートに聴けるのはもちろん歌曲でしょう。
誰の演奏がいいとかどの曲がいいとかこだわらずにたくさん聴きます。
歌曲の楽譜はほとんど家にありませんがペトルッチにたくさんあります。
Youtubeでは下のようなものもあり面白いですね。眼鏡をかけてたりかけてなかったりします。