明日、ミラノからコンサート生配信!

5月29日金曜日 20.00
配信: Takahiro Yoshikawa pianist(YouTube channel)
https://youtu.be/0JpzAWZTHdo

3月以来全てのコンサートがキャンセルされ、吉川隆弘の生演奏をお聴きいただく機会が全くなくなってしまいましたので、生配信のコンサートを企画致しました。ベートーヴェン、ショパンとラヴェルの作品を演奏します。

制作のトレヴァード・ストゥーディオはミラノの制作プロダクション(1996年〜)で、映画音楽、ジングルなどサウンド・デザイン、CMやドキュメンタリーの制作、20カ国語以上のネイティブ・スピーカーとの吹き替え、など、幅広い分野の活動を通して広く知られています。今回は初めてクラシック音楽の収録に携わり、彼らの経験を活かした新しい音楽ビデオとなります。使用するピアノはファブリーニ・コレクションの「ドゥエチェンテージモ」、アルゲリッチやキーシンもコンサートで使用した銘器です。スカラ座の名調律師、サンドロ・キアーラ・ ヴァイラーティさんが参加します。

 

西島数博さんとの新しいコラボ作品公開!

先週西島さんがYouTubeで「NISHIJIMA DANCE CHANNEL」を開始、光栄にも第3回のビデオでコラボさせていただきました。

私がミラノの自宅で弾いたベートーヴェンのピアノソナタ第8番、所謂「悲愴」の第2楽章を弾き、西島さんが東京のご自宅で踊りました。
「もう一人の自分」というタイトルの作品で、映像ならでは!西島さんが同時に二人、二重になりながら踊っています。
どうぞお楽しみください!

水の反映を自筆譜とともに

みなさま、お元気でお過ごしですか?
ミラノはいわゆるロックダウンされたのが確か3月9日だったと思うので、一月と20日も経ちました。
日本に3月と5月にコンサートをしに帰る予定があり、またミラノでは3/19にモーツァルトとリストのリサイタル、3/22にはクラリネットのメローニと3月22日通りにあるホールでのコンサート、その他ラジオ出演やスカラフィルのオケの中のピアノなどいろいろありましたが全てキャンセルになりました。
なかなか家に籠って何かを発信するというのも難しく、とりあえずドビュッシーのアルバムを楽譜を見ながら聴けるビデオをYouTubeにアップしてみました。

水の反映という邦題が普通に使われていますが原題は水の「中の」反映、水面ではなく、水中で光が屈折し映る様子が描かれているんですね。モーツァルトと並び称されるとても美しいドビュッシーの筆跡を追いながらお聴きいただけます。
どうぞお楽しみください。

海原の小舟

前回芦屋クラシカでのショパンのバラード第1番をご紹介したので、すでに鏡全曲の紹介をしたときにここでシェアしましたが、再び、同じく芦屋クラシカでのコンサートのライブの海原の小舟を挙げておきますね。

この曲の邦題はいろいろありますが、言語では “Une barque sur l’ocean” ということですから、地中海ではなく太平洋や大西洋など大きな海の上の小さめの舟、シップではなくボートの感じでしょうか。このオーシャンはヨーロッパからすると大西洋に馴染みがありますが、この曲にもしもある種のジャポニスムをみたいと思う人は太平洋ということになるでしょうか。日本的な音は聴き取れないように思うので、これはどちらでもいいように思います。
ともかく、私(わたくし)は、と少し真面目に、この曲の冒頭には背景としての波打つ海、そして内声に舟を感じます。なんと単純な発想でしょうか(笑)。でも、海と舟、という感じは最終的には破棄されたラヴェル自身のオーケストレーションからも強く感じます。シンプルな音楽なのです。