ハイドン ソナタ へ長調 Hob. XVI: 23 (2)

前回の第1楽章の続きです。

第1楽章について初めの数小節を見ただけで細々(コマゴマ)と書き始めてしまい、曲頭の4小節までで前回は終わりましたが、顕微鏡のように細部を拡大して見るのは先に全体を大きく捉えてからにしないといけません。間違えました。
では、第1楽章全体を大きく捉えるには、どうすればいいでしょうか。とりあえず、この曲は「ソナタ」というタイトルですので、第1楽章ではソナタ形式が使われているのではないかと、疑ってみるとどうでしょうか。はい、ソナタ形式ですね。第一主題は曲の冒頭のもの、第二主題は21小節、そのアウフタクトからでいいのかもしれません。

展開部では、第1主題と第2主題の間の所謂推移部のフレーズが扱われ、第2主題は出てきません。
(自筆譜は見にくいので初版を切り取って見ましたが、アウフタクトで段が変わっているのでこれも見やすくはないですね。しかも、上の譜例もですが、大きさの調整がうまくいかず、2つの繋がっているもののサイズが違うのでとても無様です。申し訳ありません。)

29小節で直前のハ長調のV7からハ短調のVI=変イ長調の主和音になるのが印象的です。

(つづく)

以下の公演でこのソナタを演奏します。

11月17日(土) 15:00開演
ピアノリサイタル 稲城市立 i プラザ ホール

11月28日(水) 19:00開演
ピアノリサイタル 東京 銀座王子ホール

12月02日(日) 14:00開演
ピアノリサイタル 大阪 梅田 あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

詳細はCONCERTページをご覧ください。

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