海原の小舟

前回芦屋クラシカでのショパンのバラード第1番をご紹介したので、すでに鏡全曲の紹介をしたときにここでシェアしましたが、再び、同じく芦屋クラシカでのコンサートのライブの海原の小舟を挙げておきますね。

この曲の邦題はいろいろありますが、言語では “Une barque sur l’ocean” ということですから、地中海ではなく太平洋や大西洋など大きな海の上の小さめの舟、シップではなくボートの感じでしょうか。このオーシャンはヨーロッパからすると大西洋に馴染みがありますが、この曲にもしもある種のジャポニスムをみたいと思う人は太平洋ということになるでしょうか。日本的な音は聴き取れないように思うので、これはどちらでもいいように思います。
ともかく、私(わたくし)は、と少し真面目に、この曲の冒頭には背景としての波打つ海、そして内声に舟を感じます。なんと単純な発想でしょうか(笑)。でも、海と舟、という感じは最終的には破棄されたラヴェル自身のオーケストレーションからも強く感じます。シンプルな音楽なのです。

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