ブラームスの歌曲

少し前回ふざけすぎたので今回は真面目に。
来月大垣でブラームスの2番のピアノコンチェルトを弾きますが、自分が弾く曲の演奏は良くも悪くも影響を受けすぎるのであまり聴きません。特にブラームスのコンチェルトのように既にたくさんの演奏を聴いて来て、誰がどのように弾いたかも好きな演奏については良く覚えていたりする曲については聴きません。が、その作曲家の他の作品は聴いてみます。
ブラームスらしさがストレートに聴けるのはもちろん歌曲でしょう。
誰の演奏がいいとかどの曲がいいとかこだわらずにたくさん聴きます。
歌曲の楽譜はほとんど家にありませんがペトルッチにたくさんあります。
Youtubeでは下のようなものもあり面白いですね。眼鏡をかけてたりかけてなかったりします。

ブラームスピアノ協奏曲第2番

これは大曲ですね。ピアノコンチェルトっていうのは結局のところオーケストラだけの部分も結構あるので演奏時間が長くても正味ピアニストの弾く時間はその作曲家のピアノソナタ程度だったりすることが多いのですが、時間の問題だけではなくて音楽的にも技巧的にもかなり大きな曲です。共演させていただくオーケストラは大垣市室内管弦楽団。室内管弦楽団でこの曲をするのか、ということですが、去年皇帝を弾いた時も「室内管弦楽団」からイメージする室内楽なオーケストラよりは大きかったし、今回はさらに特に弦が大きくなるのではないでしょうか?前半はR.シュトラウスの「13管楽器のための組曲」です。とても楽しみです。

12/7(日)15:00開演 大垣市 大垣市スイトピアセンター音楽堂

宮松重紀指揮大垣市室内管弦楽団とブラームスのビアノ協奏曲第2番を演奏します。全自由席1000円です!
お問い合わせ:kammer-or-ogaki@gol.com

ピアノリサイタル「悲壮美そして情熱の調べ」

11/27(木)19:00開演 大阪 ザ・フェニックスホール
12/5(金)19:00開演 東京 サントリーホールブルーローズ
詳細はコンサートページをご覧下さい。

11/27大阪 12/5日東京 12/7大垣

もう半年以上前にほんとにくだらない文章をだらだら書いて以来ほったらかしにしてました。
11月12月の日本でのコンサートの告知を書き込みます。

2014/11/27(木)

大阪 ザ・フェニックスホール
リサイタル「悲壮美そして情熱の調べ」
18:30開場 19:00開演
全席自由 4,000円
主催:Ampio(吉川隆弘後援会)
後援:世界の子供服 マ・メール 

ご予約・お問い合わせ:
Ampio(吉川隆弘後援会) tel:0798-73-3295

e-mail:ampio@takahiroyoshikawa.com

チケットお取り扱い:
ザ・フェニックスホールチケットセンターtel:06-6363-7999
イープラス http://eplus.jp
吉川隆弘ピアノリサイタル

プログラム
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
・ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op. 13「悲愴」
フランツ・リスト作曲
・超絶技巧練習曲第10番 ヘ短調
・超絶技巧練習曲第11番 変ニ長調「夕べの調べ」
・超絶技巧練習曲第12番 変ロ短調「雪あらし」
フレデリック・フランソワ・ショパン作曲
・マズルカ ホ短調 Op. 41-2
・マズルカ 嬰ハ短調 Op. 63-3
・舟歌 嬰ヘ長調 Op. 60
モーリス・ラヴェル作曲
・夜のガスパール( オンディーヌ – 絞首台 – スカルボ)

2014/12/5(金)

東京 サントリーホールブルーローズ(小ホール)
リサイタル「悲壮美そして情熱の調べ」
18:30開場 19:00開演
全席指定 S 5,000円 A 4,000円
主催 Ampio吉川隆弘音楽事務所
後援:世界の子供服 マ・メール 

ご予約・お問い合わせ:
Ampio吉川隆弘音楽事務所 tel:03-6421-8131

e-mail:ampio-tokyo@takahiroyoshikawa.com

チケットお取り扱い
サントリーホールチケットセンター tel:0570-55-0017
チケットぴあ  Pコード:238-334

プログラム
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
・ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op. 13「悲愴」
フランツ・リスト作曲
・超絶技巧練習曲第10番 ヘ短調
・超絶技巧練習曲第11番 変ニ長調「夕べの調べ」
・超絶技巧練習曲第12番 変ロ短調「雪あらし」
フレデリック・フランソワ・ショパン作曲
・マズルカ ホ短調 Op. 41-2
・マズルカ 嬰ハ短調 Op. 63-3
・舟歌 嬰ヘ長調 Op. 60
モーリス・ラヴェル作曲
・夜のガスパール( オンディーヌ – 絞首台 – スカルボ)

2014/12/7(日)15:00
大垣市スイトピアセンター音楽堂で宮松重紀指揮大垣市室内管弦楽団とブラームスのビアノ協奏曲第2番を演奏します。

以上です。実はコンサートページからコピペしたので全く情報は同じです。これではブログの意味がありませんね。近々何か書きますね。

ピアノの弾き方など

ピアニストのブログということで、ピアノの弾き方なんかも書いてみると、ピアノを弾く人に興味を持ってもらえるかもしれないと思い、僕の思うところを書いてみることにしました。

「ピアノの弾き方」というと、当然「ピアノの上手な弾き方」ということになるので、ということはまず僕の上手だと思うのはどういうことか、というのを書く必要があるようで、でも、僕の上手だと思う弾き方をする人が上手であるということになると、どうも独りよがりであるようにも思える。
例えばネイガウス(リヒテルやギレリスの先生で確かブーニンのおじいさんでしょうか?)のピアノ奏法というような題の本は、学生のときに興味深く読みました。そこでは大きい音は鍵盤から高く挙げた手に重みを掛けて落とす、というような独特(だと僕は思う)な奏法が書かれていたように記憶していますが、それは、彼の求める音を出すための方法であって、普遍的な意味でのピアノの弾き方が論じられているのではないのは明らかだと思われます。
ギーゼキングの先生だったという人(名前は失念しました)の本も随分何度も読みました。学ぶことの多い本でしたが、この本でもテクニックについて書かれていることは、彼が信じ、そしてギーゼキングが具現した理想について書かれており、その弾き方がすべてであるとは思えませんでした。

Walter Gieseking

Walter Gieseking

ピヒト=アクセンフェルトのブラームスの51の練習曲についての本もまた面白く読みました。彼女の音楽に対する真摯な姿勢、ほとんど信仰に近い献身的なあり方には感動的なものがありますが、純粋に奏法が語られているとは言えないと思います。
トバイアス・マテイはそういう意味では具体的に「どのようにピアノを弾くのか」ということを論じていると思います。ピアノを弾くということは鍵盤を下ろすということ、どのように弾くか、とは、どのように鍵盤を下ろすか、ということであるという視点は、明解で、説得力があります。
他にも山ほどこの手の本はあるので、今さら何を書くのか、という問いが聞こえてきそうです。
でも僕には少し思うところがありまして、書き始めたからにはその少し思うところを書きたく、何となく書き始めたこの話、少し長くなりそうです。(つづく)